不動産の名義変更、すぐしなきゃならないの巻

相続が開始し、遺産の中に不動産があるにもかかわらず、そのまま名義変更をしないケースが、時々見受けられます。

不動産の名義変更手続きが面倒に感じる方がたくさんいらっしゃるようです。

確かに、名義変更は、すぐ行わなくても目立った問題は起こりません。

いままでどおり住んでいても誰かに何か言われるでもなく、市役所からは毎年固定資産税の請求もきているので、お役所も税金さえ払ってくれれば問題ナシ、なんですね。

ですが!!

不動産の名義変更は、そのまま放っておくと、大変なことになります!

Q 大変なことって??

A 名義変更の手続きがとっても大変になります!

土地を売買したり担保に入れるには必ず名義変更の必要があるため、いずれはすることになりますが、

それを後回しにすると手続きが重労働になります。

それは、時間の経過とともに他の相続人の協力が得られにくくなるからです。

例①

たとえば亡父の相続人が、子3人だったとしましょう。

子3人で話し合い(遺産分割協議)の結果、長男が不動産を相続することになり、名義変更も無事、済ますことができました。

…というのは、とてもスムーズなケースです。

ですが、この例ではどうでしょう。

例②

亡父の相続人は子3人。

特に話し合うこともなく、父の生前に同居していた長男がそのまま住み続けていました。

そして20年経過・・・。

長男が亡くなり、その子Aさん(『亡父』の孫)世帯がすんでいましたが、父の死をきっかけに、家を建て替えることになりました。

しかし!!

自宅はいまだ20年前に亡くなった祖父の名義のまま。

名義人以外が不動産を勝手にいじることはいけません。

そこでAさんは名義変更を行うべくどうしたらいいか。

おじさん二人と遺産分割協議をしなくてはなりません。

もし、おじさんが亡くなっていたら、その子であるいとこたちと協議をしなくてはなりません。

そしてそれらすべての相続人のうち一人でも 「もらえるものはもらいたい」といいだしたら、

協議はすんなり進みません。

もし協議がスムーズに進んでも、相続権のある全ての方の了承のもと遺産分割協議書を作成し、全員から実印と印鑑証明書をもらう必要があります。

時間もかかりますし、おたがいにストレスもかかえることになりますよね。

 

 

 

つまり相続開始後、不動産の名義変更をしないまま長時間放っておくと、 始めは相続について何の揉める要素のなかったお宅でも、

それだけで他の相続人の協力が得られなくなる可能性が高くなったり、手続きが煩雑になってしまうのです。

 

不動産の名義変更は、早目をお勧めします!

相続のことに精通したプロの日記↓
相続手続支援センター横浜駅前の代表者ブログです
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