娘の夏休みに親もハッスルしております

我が家には小学校一年になる娘がおります。
目下、夏休み真っ最中です。

その娘が一学期の終わりに持ち帰った一枚のチラシ。
そこには、
『夏休み!自然と遊ぼう!』
の文字と、市が運営するさまざまな小学生向けのイベントの数々。

たとえば、
『みんなでつくろう、葉っぱのお面』
や、
『ペットボトルでエコ風車』
等々。
小学生の興味をひくには十分な楽しそうなイベントです。
そして娘の目が吸い寄せられた企画とは…

「ザリガニ!」

ニコニコしながら叫ぶ娘。
固まるワタクシ。

娘の興味を引いたのは『ザリガニ釣りツアー』の写真。

自慢じゃないですが、私は、虫や生きている魚を素手では触れません。

ザリガニも同様。
ご存知の通りザリガニには立派なはさみがあります。
危険です。
あし(手かも)もいっぱいはえています。
気持ちよくはありません。
逆にザリガニくんの方でも人間なんか好きではないとは思いますが。

しかしここは、娘のため。
虫もイヤ、ザリガニもイヤと言っていては、わが子から大自然と触れる機会を奪ってしまいます。

『頑張れかあちゃん!』
と、自分を鼓舞しつつ、ザリガニ釣りに申し込みました。

そして先週末、いよいよその日がやってきました。

ザリガニ、いいえ、自分との闘いの時です。

いつもは閑散としているときく施設内の田んぼエリアに、小学生低学年が数十人。
保護者も合わせるとその倍くらいの人数が集合しました。

係りのお兄さんが
「このザリガニはね、釣った後、おうちに持って帰ることはできません。どうしてかわかるかな??」
と、問うそのセリフを聞いて、
『残念だけど持って帰れないんだって』
と娘に囁きながら内心、たいそう安堵。

そしてお兄さんの問いに素直なこどもたちは、一斉に手をあげます。
こどもA 「おうちで飼ったらかわいそうだから」
「うーん、まあ、水槽狭いもんね。他の答えの人、いるかな?」
こどもB 「次に釣るザリガニがいなくなっちゃうから!」
「確かに釣りすぎたらいなくなっちゃうけどね」
お兄さんの期待していた回答があがらなかったらしく、ここでお兄さん自らネタバレ。
「このガーデンのザリガニはね、アメリカザリガニって言って外来種、つまり日本にはいちゃいけない生物でね・・・」
(…省略)
小学校低学年にはかなりレベルの高い正答でしたが(しかもアメリカのザリガニとは一言もきいていないような?と思ったのは、私がひねくれた大人だからでしょうか)、こどもたちは真剣にきいていました。

そしてついに、ザリガニタイム!!
このために自前の軍手を用意してきました!!
しかし、ザリガニは釣竿で釣るとのこと。
うーむ、『ザリガニ釣りツアー』というタイトルから予想はできたはず。何か抜けているわたくし。
せっかく持参したので軍手をはめ、釣り糸に餌を巻き付けて、いざ勝負!!

ちなみに、エサはするめです。
ザリガニは共食いするのでザリガニをむいてエサにすると聞いていましたが、
清いこどもにそれは地獄絵図と考えたのでしょう。

さてザリガニくんですが、思った以上にたくさんいてびっくりしまいした。
田んぼの水路にゴルフボール大の穴が開いていて、そこが住処だそう。

いたいた、真っ赤な影が、ちらちら動いています。

「おおう!」

なぜでしょう。
あんなに嫌がっていたはずのザリガニくん、影が見えただけで大興奮!
影どころか、ぷくぷくと小さな泡が出ただけでこの胸の高鳴り!!

気がつけば、わが子とともに、ザリガニワールドにどはまりしておりました。

合計3匹もつれて、
最後にザリガニくんとパチリ!

人生初のザリガニ釣り、娘にとっても私にとっても楽しい思い出になりました。

しかしながら「また行きたい!」と叫ぶ娘に、
絶句するしかない母なのでした。

«
»
 

トラックバックURL